ワシリー・カンディンスキー 「茶色の地の上のコンポジション 」
DTM 環境の覚え書きです。
執筆環境と重複するものもあります。
ハード(PC、シンセ、オーディオインターフェイス )
メインのPCです。クラムシェルモード でLGの24インチモニターに繋いでいます。8MBしかメモリー を積んでいません。元々はDTM 用途で使うつもりがありませんでした。M1チップとソフトの互換性がまともになった頃に買い替えたいですね。先立つものがあれば、の話ですが。
DTM 用ではなく、当時使っていたWindows ノートPCのサブと考えていました。ただ、シンセのiOS アプリがあまりにも安いことに気付いてしまい、いろいろとポチってしまい……現在に至ります。
UNO Synth
IK MultimediaのUNO Synthです。最近発売されたPro版ではありません。ポータブルなモノフォニック・シンセサイザー です。本格的な音作りには専用のエディターを使用しなければいけません。ただ、出てくる音はたしかにアナログのアレです。自己発振しないのが唯一の欠点でしょうか。midi キーボードとしても使っています。
ARTURIA MicroFreak
ARTURIAのシンセ、MicroFreak。デジタルとアナログのハイブリッドといううたい文句ですが、かなり面白いです。おそらく、後々に「あの時代の名器」なんて呼ばれそうな気がします。凶暴な一粒なんて、公式サイトに書いてありますが、どちらかといえば優等生なシンセです。
Elektron Model:Samples
6トラックのサンプルベースのグルーブボックスです。厳密な意味でのサンプラー ではありません。Korg のVorca sampleの上位互換版と言ったところでしょうか。操作性の癖が強いので好みや評価は分かれるところだとは思います。内蔵されてるリバーブ がめちゃくちゃ心地よいです。
NOVATION Launchpad Mini MK3
midi コントローラーです。鍵盤ではなくパッドですね。どうせ、鍵盤は弾けないので、どうせならと購入してしまいました。使いこなせる、までには遙か遠いですが、こういう動画に憧れてしまいます。
Focusriteのオーディオインターフェイス です。一番下のモデルですね。現行は第3世代ですが、持っているのは第2世代です。スピーカーに繋いだり、ヘッドホンアンプ代わりなので、機能としてはこれで充分ってところです。
AUDIENT EVO8
AUDIENTのオーディオインターフェイス です。4in 4outなのですが、外部シンセをiPad 上で動かしたくて購入してしまいました。Scarlett Soloは1本のマイク入力ぐらいしかできませんからね。発売してすぐに手に入れたので、うまく動作するか少し心配でしたが、なんの問題もなく動いてくれています。
FOSTEX のアクティブ・スピーカー。シリーズ中、最も安いモデルです。1万円を切っているのは素晴らしいです。手元にあるのは旧モデルで、LGモニターの隣に置いています。ちなみに、モニターやスピーカーを置いている机は小学校用を再塗装したものです。イスとセットで購入しちゃいました。
セミ オープン(半開放)型のヘッドホンです。ふだん聴き用ですね。音は可もなく不可もなく、とても自然に聞こえます。始めは低音が物足りない気もしたのですが、すぐに慣れました。ケーブルはBelden 1192Aを使っています。
密閉型のヘッドホンです。同じく、AKG です。以前はSONY の7506を使っていたのですが、ぼろぼろになってしまったのでこちらに買い替えました。あまり評判良くないようですね。個人的には密閉型とは思えない音場の広がりなど、悪くないと思います。ケーブルはOYAIDEを使っています。
こうやって、並べてみると、結構、ありますね。ギター関連は昨年の超断捨離したのですべて処分しました。その売却したマネーでシンセなどを買ったって流れです。
その他に、USBハブやノートPCを冷却するファン、MacBook を立てておく100均のまな板スタンド、モニター台などがあります。ケーブルは以前、コスパ を考えてMogami を愛用しています。
昔から愛用しているDAW です。こいつのせいで、Mac からWindows に乗り換えて、2018年に待望のMac 版がリリースされたので、再びMac に戻ってました。別のDAW を使ってみたこともあったのですが、FL Studio の操作感や見た目が一番しっくりときます。今、他のDAW に手を出すとすれば、Bitwig Studioでしょうか。
ここから先はFL Studio 上で使っているプラグイン の中で気に入っているものを挙げていきます。
Decent Sampler
無料のサンプラー です。今ひとつ使い勝手が良くないのですが、何よりも無料です。本家サイトにあるライブラリーは数少ないのですが、PianoBookってサイトに100以上の無料ライブラリーが揃っています。音の傾向としてはピアノや環境音系のアンビエント ですね。
www.decentsamples.com
Brainworx bx_oberhausen
Oberheim SEM をエミュレートしたソフトシンセです。ちょっとPCへの負荷が高めですが、出音は文句の付けようがありません。アナログシンセならMoog やRollandあたりより、こちらのほうが好みです。セールで激安だったときにポチってしまいました。
www.plugin-alliance.com
Full Bucket Musicはデベロッパ ーの名前です。坂本龍一 「千のナイフ 」で使用されたKORG PS-3100、Korg Mono/Polyのエミュレートなど、オリジナルのシンセを含めて多数の無料プラグイン を公開しています。
また、この開発者のデモが良いんですよ。作りたい音楽があるから、こういうシンセ作ってみましたって感じが伝わってきます。
www.fullbucket.de
u-he Colour Copy / Twangström / Satin / Presswerk
u-heのエフェクトプラグイン です。Colour Copyがアナログディレイ、Twangströmがスプリングリバーブ 、Satinがテープ・マシン、Presswerkがダイナミクス ・プロセッサー をエミュレートしています。どれも見た目が良く、使いやすいんですよね。
u-he.com
VoosteQ Material Comp
VoosteQは国産のデベロッパ ーです。名前の通り、コンプレッサーですが、サウンド への味付けとして使っています。というか、コンプはこれしか使っていません。それほど愛用しています。詳しくは別のところで書こうかなと思っています。それぐらい多用しています。
www.voosteq.com
ここから先はiOS アプリをいくつか挙げておきます。
AUM - Audio Mixer
iOS (iPad OS)のDTM を語る上で絶対に外せないアプリです。AUv3などの規格に対応していれば、すべてのアプリ、それに外部音源をこのアプリひとつで制御できます。もう、考えた人、天才!としか言えません。ちなみに、名称はアルファベット大文字なので「エー・ユー・エム」です。
kymatica.com
Patterning 2 : Drum Machine
名前の通り、ドラムマシンのアプリです。iPad とPC(大多数)の違いはタッチ操作です。これはデモを見るのが一番分かりやすいかと思います。
1小節が1つの円になっていて、タイムラインがぐるぐると回ります。用意されているドラムセットの数も多く、品質も高いです。素晴らしい!
www.olympianoiseco.com
Pure Acid
いわゆるグルーヴボックスというやつで、TB-303 とTR-808 / 707 / 909がセットになっています。そうです、名前の通り、このアプリひとつでアシッドテクノ ごっこ が出来ます。
apps.apple.com
iceGear Instruments
iceGear Instrumentsは国産のデベロッパ ー名です。いくつかのシンセとエフェクトをリリースしています。おそらく、開発者がデトロイトテクノ あたりが好きなのか、そういう傾向のシンセが多いです。アプリに音の太さを求めてはいません。どうしても太い音が欲しければアナログのハードシンセを買えばいいのです。このデベロッパ ーのシンセは一言で語るなら「繊細」です。見た目も洗練されていますし、何よりも音が美しい!
icegear.net
DTM 環境の覚え書きは以上。
>>>>>> Mac に放りこんでいるサンプルはADSR「Sample Manager」で管理しています。CR-78やTR-808 、それにシンセでつくったドラム音ばかりですね。生音はほとんど入っていません。
>>>>>> iOS アプリはセールなどで爆買いしました。1つ1つは安いんですよね。それでついつい手が伸びてしまいます。おそらく50個は軽く超えているような気がします。実際に使っているとなると、エフェクト系を含めても10個から20個ぐらいなんですけどね。