DTM環境の覚え書きです。
執筆環境と重複するものもあります。
ハード(PC、シンセ、オーディオインターフェイス)
MacBook air (2017)
メインのPCです。クラムシェルモードでLGの24インチモニターに繋いでいます。8MBしかメモリーを積んでいません。元々はDTM用途で使うつもりがありませんでした。M1チップとソフトの互換性がまともになった頃に買い替えたいですね。先立つものがあれば、の話ですが。
iPad Air 2
DTM用ではなく、当時使っていたWindowsノートPCのサブと考えていました。ただ、シンセのiOSアプリがあまりにも安いことに気付いてしまい、いろいろとポチってしまい……現在に至ります。
UNO Synth
IK MultimediaのUNO Synthです。最近発売されたPro版ではありません。ポータブルなモノフォニック・シンセサイザーです。本格的な音作りには専用のエディターを使用しなければいけません。ただ、出てくる音はたしかにアナログのアレです。自己発振しないのが唯一の欠点でしょうか。midiキーボードとしても使っています。
ARTURIA MicroFreak
ARTURIAのシンセ、MicroFreak。デジタルとアナログのハイブリッドといううたい文句ですが、かなり面白いです。おそらく、後々に「あの時代の名器」なんて呼ばれそうな気がします。凶暴な一粒なんて、公式サイトに書いてありますが、どちらかといえば優等生なシンセです。
Elektron Model:Samples
6トラックのサンプルベースのグルーブボックスです。厳密な意味でのサンプラーではありません。KorgのVorca sampleの上位互換版と言ったところでしょうか。操作性の癖が強いので好みや評価は分かれるところだとは思います。内蔵されてるリバーブがめちゃくちゃ心地よいです。
NOVATION Launchpad Mini MK3
midiコントローラーです。鍵盤ではなくパッドですね。どうせ、鍵盤は弾けないので、どうせならと購入してしまいました。使いこなせる、までには遙か遠いですが、こういう動画に憧れてしまいます。
Focusrite Scarlett Solo
Focusriteのオーディオインターフェイスです。一番下のモデルですね。現行は第3世代ですが、持っているのは第2世代です。スピーカーに繋いだり、ヘッドホンアンプ代わりなので、機能としてはこれで充分ってところです。
AUDIENT EVO8
AUDIENTのオーディオインターフェイスです。4in 4outなのですが、外部シンセをiPad上で動かしたくて購入してしまいました。Scarlett Soloは1本のマイク入力ぐらいしかできませんからね。発売してすぐに手に入れたので、うまく動作するか少し心配でしたが、なんの問題もなく動いてくれています。
FOSTEX PM0.1
FOSTEXのアクティブ・スピーカー。シリーズ中、最も安いモデルです。1万円を切っているのは素晴らしいです。手元にあるのは旧モデルで、LGモニターの隣に置いています。ちなみに、モニターやスピーカーを置いている机は小学校用を再塗装したものです。イスとセットで購入しちゃいました。
AKG K240 studio
セミオープン(半開放)型のヘッドホンです。ふだん聴き用ですね。音は可もなく不可もなく、とても自然に聞こえます。始めは低音が物足りない気もしたのですが、すぐに慣れました。ケーブルはBelden 1192Aを使っています。
AKG K275
密閉型のヘッドホンです。同じく、AKGです。以前はSONYの7506を使っていたのですが、ぼろぼろになってしまったのでこちらに買い替えました。あまり評判良くないようですね。個人的には密閉型とは思えない音場の広がりなど、悪くないと思います。ケーブルはOYAIDEを使っています。
こうやって、並べてみると、結構、ありますね。ギター関連は昨年の超断捨離したのですべて処分しました。その売却したマネーでシンセなどを買ったって流れです。
その他に、USBハブやノートPCを冷却するファン、MacBookを立てておく100均のまな板スタンド、モニター台などがあります。ケーブルは以前、コスパを考えてMogamiを愛用しています。
ソフト(Mac、iOS)
FL Studio
昔から愛用しているDAWです。こいつのせいで、MacからWindowsに乗り換えて、2018年に待望のMac版がリリースされたので、再びMacに戻ってました。別のDAWを使ってみたこともあったのですが、FL Studioの操作感や見た目が一番しっくりときます。今、他のDAWに手を出すとすれば、Bitwig Studioでしょうか。
ここから先はFL Studio上で使っているプラグインの中で気に入っているものを挙げていきます。
Decent Sampler
無料のサンプラーです。今ひとつ使い勝手が良くないのですが、何よりも無料です。本家サイトにあるライブラリーは数少ないのですが、PianoBookってサイトに100以上の無料ライブラリーが揃っています。音の傾向としてはピアノや環境音系のアンビエントですね。
Brainworx bx_oberhausen
Oberheim SEMをエミュレートしたソフトシンセです。ちょっとPCへの負荷が高めですが、出音は文句の付けようがありません。アナログシンセならMoogやRollandあたりより、こちらのほうが好みです。セールで激安だったときにポチってしまいました。
Full Bucket Music
Full Bucket Musicはデベロッパーの名前です。坂本龍一「千のナイフ」で使用されたKORG PS-3100、Korg Mono/Polyのエミュレートなど、オリジナルのシンセを含めて多数の無料プラグインを公開しています。
また、この開発者のデモが良いんですよ。作りたい音楽があるから、こういうシンセ作ってみましたって感じが伝わってきます。
u-he Colour Copy / Twangström / Satin / Presswerk
u-heのエフェクトプラグインです。Colour Copyがアナログディレイ、Twangströmがスプリングリバーブ、Satinがテープ・マシン、Presswerkがダイナミクス・プロセッサーをエミュレートしています。どれも見た目が良く、使いやすいんですよね。
VoosteQ Material Comp
VoosteQは国産のデベロッパーです。名前の通り、コンプレッサーですが、サウンドへの味付けとして使っています。というか、コンプはこれしか使っていません。それほど愛用しています。詳しくは別のところで書こうかなと思っています。それぐらい多用しています。
ここから先はiOSアプリをいくつか挙げておきます。
AUM - Audio Mixer
iOS(iPad OS)のDTMを語る上で絶対に外せないアプリです。AUv3などの規格に対応していれば、すべてのアプリ、それに外部音源をこのアプリひとつで制御できます。もう、考えた人、天才!としか言えません。ちなみに、名称はアルファベット大文字なので「エー・ユー・エム」です。
Patterning 2 : Drum Machine
名前の通り、ドラムマシンのアプリです。iPadとPC(大多数)の違いはタッチ操作です。これはデモを見るのが一番分かりやすいかと思います。
1小節が1つの円になっていて、タイムラインがぐるぐると回ります。用意されているドラムセットの数も多く、品質も高いです。素晴らしい!
Pure Acid
いわゆるグルーヴボックスというやつで、TB-303とTR-808 / 707 / 909がセットになっています。そうです、名前の通り、このアプリひとつでアシッドテクノごっこが出来ます。
iceGear Instruments
iceGear Instrumentsは国産のデベロッパー名です。いくつかのシンセとエフェクトをリリースしています。おそらく、開発者がデトロイトテクノあたりが好きなのか、そういう傾向のシンセが多いです。アプリに音の太さを求めてはいません。どうしても太い音が欲しければアナログのハードシンセを買えばいいのです。このデベロッパーのシンセは一言で語るなら「繊細」です。見た目も洗練されていますし、何よりも音が美しい!
DTM環境の覚え書きは以上。
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Macに放りこんでいるサンプルはADSR「Sample Manager」で管理しています。CR-78やTR-808、それにシンセでつくったドラム音ばかりですね。生音はほとんど入っていません。
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iOSアプリはセールなどで爆買いしました。1つ1つは安いんですよね。それでついつい手が伸びてしまいます。おそらく50個は軽く超えているような気がします。実際に使っているとなると、エフェクト系を含めても10個から20個ぐらいなんですけどね。