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カンブリア紀は約5億前くらいの時代で、学校の教科書なら三葉虫などが有名な生物だ。この時代の生物って、ヘンな姿形をしたものが多かったみたいなんだよね。
それらの生物を総称して、カンブリアンモンスターと呼んだりする。
こういう図鑑のページをめくるのってワクワクする。身近な動植物の図鑑もいいけれど、恐竜を始めとした絶滅動物の図鑑はロマンが詰まってる。もし、現代も生きていたとしたらどんな世界だったんだろうって思ってしまう。
たぶん、小学校低学年の頃、いちばん読み返した回数が多い本は図鑑だった。確かな記憶としては残っていないけれど、自分の中にある引き出しの、それもずっと奥の奥に生き物のイラストと名前が並んでいたりするんだよね。
中学生以降の読書体験にも図鑑の影響があったと思う。読んでいる本を自分なりの分類方法で頭の棚に整理整頓してた。同じ作家の本を順に並べたり、その作家と同時代の作品を読んだり、そんな枝分かれしていくような本の選び方をしていた。
だから、部屋の中には積ん読本がタワーみたいに積み重なっていたんだよな。
今まで、何冊ぐらいの本を読んだのか?
まったく、想像もつかないわ。
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カンブリア紀といえば、わずか1000万年ぐらいの期間で一気に生物の進化がインフレーションを起こした「カンブリア大爆発」もおもしろい。諸説あるらしいけど、いつか、原因が判明したりするのかな?
たとえば、タイムマシンが実現するとかで。
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絶滅した動植物でいちばん気になるのはドードー。下の本、面白そうなんだよな……。
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ドードーが登場する小説の代表格は何といっても「不思議の国のアリス」。あのお話、ぜったい変だよね。アリスを主人公にしたのは作者ルイス・キャロルの趣味だし、内容はラリラリしてるし。あんな作風が現在も読まれているなんて、数学者キャロルは想像もしていなかっただろうな、と思う。
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この小説のBGMはXTC「Dear God」。アルバム内の曲としては明らかに浮いている。この曲は単品モノって感じなんだよね。